最新・人工芝の世界!ノーメンテのお庭づくりへの3ステップ~!

お庭に人工芝を!でも人工芝ってどうなの~!?

昔から人工芝が良く使われていたのは野球場、サッカー場、テニスコートなど、スポーツをする場所でした。それから都心の学校の校庭、商業施設など、私達が訪れることのできる場所へ広がってきました。

一般的になってきた人工芝を使用したサッカー場

 

今では個人の住宅のお庭まで使われ、とても一般的なモノとしてホームセンターでも取扱いがあります!ですので商品としても色んな特徴をもったものがあります。

 

ちょっと前まではとても作りが粗末で、リアルとは程遠いモノばかりでした。すぐに『作り物』って分かってしまい使用に躊躇しました。最近では商品の幅がかなり存在しており、よりリアルで丈夫なモノも数多くあります。今ではご家庭で使っていただくには十分な商品となっていますので、心配なくご利用いただけます!

 

人工芝って簡単に言うと…!?

言ってしまえばビニール素材です!

 

ポリプロピレン、ナイロン、プラスティック素材などが主です。下地となるシートに芝糸と言われる人工芝を縫い付けてあります。その素材やリアルさなどの違いはもちろんのコトですが、下地の素材や厚みもさまざま、芝糸の密度も注意が必要です!

メーカーによって違いがあるプラスティック繊維などを使った人工芝の下地

 

人工のモノなので施工したはじめが一番美しい状態です。メーカーや使用環境にもよりますが、多くは8~10年で劣化してしまい、その後は交換が必要になります!

 

人工芝の種類ってどんなのがあるの?

ショートパール人工芝

人工芝としてはじめに作られたのがこの”ショートパイル”(別名:ノンサンド人工芝)特徴としては『パイル(芝糸)が短い』

スポーツ用として丸まった芝糸の人工芝

 

野球場などスポーツを行う場所で使われてきました。最新のモノではクッション性がかなり高まり、足などへの負担が減ってきています。多くのモノは芝が丸まっているため、シートをクルクル巻いてちょっとしたところにパッと敷けたりしますので、取扱いが便利です。

 

ロングパイル人工芝

クッション性が高い人工芝としてつくられたのが『ロングパイル』芝糸が長いモノです!長さもいろいろで1センチ~5センチ程が多いようです。

近年主流の芝糸が長くクッション性が高い人工芝

 

通常はロールで届くのですが、芝糸が潰れています。それを起毛させるとフワフワのクッション性で、見た目もとても美しい仕上がりになります。中には砂を表面にまいて、クッション性を高めたり、芝糸を立たせる役目をまかなうコトも行います。

 

一般家庭ではこの”ロングパイル”が良く使われ、2~4センチの芝糸の長さが人気があります!砂は使用に問題がなければまくようにしています。重さで風が強い日も安心ですし、芝糸も倒れにくくなります。また人工芝の固定にはU字ピンを使うのですが、砂はそれを隠す意味もあります、子供が遊ぶにも安心していただけます!

長さにバリエーションがあるロングパイル人工芝

 

他にもあるよ!色んな人工芝

細かい違いとしては材質、特性、芝糸の長さ、色などがあります。

 

メーカーが出している耐熱性を高めた人工芝

こちらはあるメーカーさんが出している、耐熱性を高めた人工芝です。そもそも人工芝の素材はプラスティック繊維だったりしますので、真夏などは熱を持ち、表面温度がかなり高温になり低温火傷などの原因になったりします。その弱点を補った耐熱性のある人工芝です。

 

長さが違うと見た目の印象も変わる

左と右でなんか違いますよね!?これは同じメーカーから出されている、長さが違うだけの人工芝です。左のは30ミリ、右のは35ミリの芝糸です。このシリーズはリアルさを追求して緑色の葉っぱと枯れを表現した茶色の葉っぱが混じっています。左の30ミリの人工芝は芝糸が短いので茶色の葉っぱが良く見えています。ですので真緑というよりは茶っけたような印象を感じます。右の35ミリは真緑で青々としていますよね。メーカーにもよりますが長さによって印象も変わります。

 

色も今ではかなりカラフルで青、黄色、赤など多色存在します。人工芝で絵を描いたり、シンボルマークを描いたり、その表現の幅は広がっています!

 

人工芝ってどうやってお庭に敷くの?

人工芝は土面、コンクリートなどおおよその地面に敷くことができます。ここでは一番注文が多い、土面の上に人工芝を敷く場合をご紹介します!

 

人工芝への3ステップ
●step1『地面をつくる!』

●step2『防草シートをしく!』

●step3『人工芝をしく!』

 

とても簡単ですよね~!地面をつくって、雑草対策のために防草シートを敷く、そして人工芝を敷く!個人のお庭の場合は”硅砂”っていう砂を撒いた方がいいですね~!

 

step 1 地面をつくる!

この段階が一番大切です!”地面をつくる” つまりは基礎づくりってコトです。(ここでは平な地面をつくります)一般家庭では平に地面を作ることが多いです。公共の施設や幼稚園など、楽しめる場所をつくるときには山や傾斜をつくる場合もあります。注意点としてはあまりキツイ曲面をつくってしまうと、人工芝を敷くときにとても大変になってしまいます。後でも説明したいと思いますが、人工芝が伸びるなどの弾力性はありません。

 

雑草をすべて撤去!できるだけ根っこも抜き取りたいです、場合によっては除草剤をまくこともあります。(除草剤は一時的に雑草を枯らすものです、雨などで除草剤は流れていきますので、時期に再び雑草が生えだします)一番気をつけたのが、柔らかい軟弱な地面です!人工芝を敷いてもすぐに歪んできてしまいます。その場合は土を入れ替えるとか、表面から15~20センチ下に砕石といわれる砂利をいれることもあります。これによって地面が固く整地できるようになりますし、水たまりもできにくくなります!色んな条件がありますが、この段階ではすぐに崩れない平な地面をつくることが大切です。この”地面づくり”が基礎であり、一番大切ですね!

 

step 2 防草シートをしく!

防草シートとは雑草が生えにくくするためのシートです!雑草を根っこまで抜いた土面の上にビニール、フェルトまたは和紙っぽいシートを敷きピンなどで固定します。

 

丁寧な防草シート施工

 

このシートの特徴は、水は通すけど、土と太陽の光を通さないというコトです。太陽の光がないって事は日陰をつくるってことです。日光がないところに植物は生えづらいので、雑草が生えるのを防げるってことです。土は通さないのでシートの表面に土が乗りづらいです。少しでも土があるとそれだけで雑草は生えてくる可能性がでてきます。また水は通さないので、雨などを地面に浸透させてくれます。ですので表面に水たまりはできません。

 

人工芝の下に防草シートを敷くのは、雑草がはえてくると、その上にある人工芝を押してしまう、または隙間から出てこなくするためです。この段階もしっかりとやっておくべきです。キッチリ施工することで雑草対策になります!それではじめて”ノーメンテナンス”になるわけです!

 

step 3 人工芝を敷く!

人工芝は場所にピッタリの大きさで敷きます!すき間もなく敷くことが大切です。施工する夏はゴムが伸びています、冬は縮みます。その辺も考慮してサイズを切り取るのでちょっとしたコツが必要になってきます!

 

基本的にはカッターで切れますが、よく切れるものがイイですね!切れないカッターだと引っかかってまっすぐ切れなかったり、繊維を引っ張って下地がボソボソになってしまいます。切れ目は繋ぎ目でもあるので、キレイに切らないと隙間ができてしまいます。

 

人工芝はシート状になっていて横幅が1~2メートルで決まっています。ですので何枚か繋ぎ合わせ大きな一枚にする感じです。その人工芝同士の繋ぎは、両面テープとかボンドで繋ぎます。その上で地面にU字ピンを使って固定します!

 

後は”硅砂”という砂を撒きます。サラサラの砂ですが、これを撒くことで芝糸が立ちやすく、砂の重みで人工芝のシートが安定します。

 

人工芝の芝糸は立っているとキレイに見えますし、クッション性が高まります!時間が経過すると芝は寝てきちゃいますので、また起こせて上げる必要があります。デッキブラシなどでゴシゴシやっても大丈夫!芝糸を逆立ててキレイな人工芝を楽しみましょう~!

 

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