芝生のあるお庭づくりは超簡単です!
新しい新居が完成した!希望の一軒家を手に入れた!お庭をキレイな芝生や緑でいっぱいにしたい~!!園芸本を買い込んでオシャレなお庭を眺めたり、あれもイイ、これもイイ~!…結局のところ、どうすればイイの~?
イメージや望みは広がるばかりだけど…
そもそもお庭づくりがはじめてだから、分からないコトだらけ~!まずはコレだけは知っておきたいポイント!
『芝生って、どんなお庭でも出来るの?』
出来る!出来ない!があります
その簡単なポイントをご紹介します~!
そう!ただお庭をキレイにしたいだけなんですよね。本を読んだり、ネットで調べたり、悩むだけではどうにもならない!難しいコトは分からない!
…でも
お庭をキレイに緑でいっぱいにしたいだけ!
天然の芝生にしたい!そもそも芝生って何?
天然の芝生って簡単に言うと『植物』です!どんな植物でも一緒なんですが、成長に大切な”三大要素”というものがあります。
- 日当たり
- 水やり
- 土壌
観葉植物、多肉植物、お花でも一緒ですよね!
芝生の多くは”イネ科”の植物です、日当たりや風通しがとても大切です。基本的に春や秋は成長期でグングン成長しますし、夏は蒸れや病気が心配です。晩秋になってくるとゆっくり葉っぱが茶色に変化して、休眠期と言われる”冬眠状態”になります。
もちろん品種によって日陰でも大丈夫だったり、お水が少なくても生きていけたりその植物によって色々と育て方があります!では”芝生”っていう植物はどんな種類があって、どんな育ち方、どんな環境を好むのでしょうか?
野芝(のしば)
高麗芝(こうらいしば)
姫高麗芝(ひめこうらいしば)
この3種類の芝生たちは、”四季”があり湿気や雪が降る日本特有の環境に適した種類です。ですので全国のシェア率もこの3種類がダントツに高いのです!当然、実例がいっぱいあるのですから、どうやったら良い芝生が出来上がるのか、よく研究され栽培されていますし、そのための管理方法や肥料、除草剤もいろんな種類があります。とても親しみのある芝生たちです!
●夏…成長のピークを迎えます!芝刈りなどの管理が大切です
●秋…ゆっくりと休眠期に入ります、芝生も茶色に変化します
●冬…休眠期です!芝生は枯れてしまい、全面茶色になり来年に備えます
1年中、”グリングリン”してるワケじゃないですね~冬は枯れてしまいます。では冬の間も”グリングリン”してる芝生ってないんでしょうか?
冬でも”グリングリン”した芝生!『西洋芝』
西洋っていうくらいなんで、やっぱり海外の品種なんですが、その中でも2つのグループに分けられます。『暖地型』暖かい場所に適した種類、『寒地型』寒い場所に適した種類の2つにグループ分けされています!
また品種の多くは”種まき”を行って芝生を生えさせます!西洋芝を生産されている日本の生産者は少ないと思います。良い点としては種まきして自分で育てるので”安い”ってコトです!また、品種が多くありますので色んな特徴を持った品種を混ぜることで、今まで芝生が定着しなかった地域でも育成可能になったり、一年中、グリングリンした芝生を楽しめるようになりました!
その一番の特徴としては”成長が早い”
つまり芝刈りの回数がとても多い!!ということです!
成長のピーク時には”週に一回は芝刈りを!”って感じですね
ケンタッキーブルーグラス
西洋芝といえば!というほど代表的な存在、さらに色んな品種が存在している。よく使われるのは『レジェンド』という品種で育成が簡単で旺盛、成長も早く耐寒性が強い!寒冷地や標高が高いところで使われることが多い。関東から南では夏枯れを起こすことがある。気温が高すぎたり蒸したりするからである。
ペレニアルライグラス
こちらも数種類あり、その中でも『アメージング』というものは夏に強く永続性がある、葉っぱが密に生え種からの成長が早い。上記の『ケンタッキーブルーグラス』と一緒に種まきされ混植されることが多い。他の種類の『レグゼット』は『高麗芝(コウライシバ)』などと混植され、冬場でも芝生を緑にする”ウィンター・オーバー・シーディング”として使われることがある。
センチピードグラス
日本の”野芝(ノシバ)”によく似ている品種。耐寒性、耐乾性、耐病性にすぐれて旺盛な繁殖!雑草の入りも少ないため、”ローメンテナンス”な芝生である。冬は枯れてしまうので、日本では生産者が野芝を栽培しているため、野芝のマットを敷いたほうが定着率は高い!
バミューダグラス
これもやはり種蒔きから育てていくタイプですが『ピラミッド』という品種は葉っぱが細く、高密度、耐暑性、耐乾性、耐病性にすぐれている。日本の芝生と同様に冬は休眠してしまう。しかし、春以降の成長はとても旺盛である。やっぱり日本の芝生と混植され春の訪れからグリングリンした芝生を演出する補助的な存在。
トールフェスク
葉っぱが細かく高密度な芝生をつくれる。強い刈り込みに耐えられ肥料も少なめで大丈夫!”寒地型”であるが耐暑性、耐病性に優れていて他の品種と混植するのにも適している。
以上、芝生の種類を簡単にみてきましたが、それぞれの特徴をふまえて、”芝生のための3つのポイント”をまとめていきましょう~!
point・1 ”日当たり”は絶対必要!
ざっと品種を見返しても、耐陰性が強いモノってないんですね。姫高麗芝が半日陰でもなんとかって言う感じなんですが、それも環境によってだと思います。例えば、日が当たる時間帯が夕方の西日だと、それは植物全体をみても難しい条件になります。一般的な半日陰とは朝から午前中、日があたるというコトをいうそうです。
冬は休眠するので、日が当たる時間は少なくても関係ありませんが、春と秋の日当たりは6~8時間は欲しいところです。
よくあるのがお庭のこの場所は日が当たらないなど、細かにあると思います。その場合は無理に芝生を敷くのではなく、花壇として耐陰性の強い植物を育ててみるとか、背の高い樹木を植えてみるとか、またはオブジェや小屋などを置いてみるなど、色んなアイデアで楽しんでみるのもいいですね
point・2 ”水やり”は管理できますかってコト
これはどの場合でも場所でも必須なんですが、日本の芝生に関しては夏は2~3日に一回あげるようにしてください。水が乾いて夏に芝生が消えてしまった…ってよく聞きます。土壌とも関係してきますが、地面が砂地の場合は特に乾きやすです。夏に水が切れるとまるで砂漠です、芝生に限らず植物の育成は厳しいですね。
また夏に芝生を植えた場合、毎日水やりをしてください!根付いてないので乾きやすのです。3ヶ月もすると根付いて地面の水分を吸い上げるようになります。自分で水分を取るようになるってコトですね。そのうち秋がやってきますので、3ヶ月後は気温などをチェックして一週間に一回とかに減らしても良いと思います。
日本の芝生を含む暖地型の芝生は、冬は休眠期です、全く成長しませんし、地面の水分も吸い上げていません。水やりのおやすみです。冬は水分が凍ったり、霜がおりたりするのでそれで傷んだりすることが多いです。
水やりは『管理』です!水やりが大切なポイントであるのは、管理ができますか?という問いかけです~!どんな植物でも水やりは必要で、それは芝生や植物に手をかけれますか?ってコトになるんですね。お忙しい方、夏場などはアメリカ映画でみるような『自動潅水装置』をお考えになっても良いかもしれません。
『管理』ってことでは他にもやった方が良いことはたくさんあります。芝刈り、雑草むしり、痩せてきた土壌に土を足したり、エアレーションと言われる作業~けっこうありますよ!
point・3 ”土壌”はつくるもの
水はけが良くて、適度に保水できる地面が優秀です!これって相反する言葉なんですが、一番ハッキリしてるのは”水たまり”ができる地面に芝生は定着しません。水はけが良すぎるのは砂地です。極端に言えば砂漠状態の地面は頻繁に水やりが必要になりますし、そこに植物に大切な栄養は期待できませんね。
”水はけが良くて、保水できる土”とは、水をあげると土自体が水を吸って濡れた状態になる。濡れると土の色が変わりますよね。そしてそのまま水をあげ続けても、水たまりにならない土のことです!あげ続けた余分な水は下から抜けていってるので、水たまりにならないのです。その土の上に水が溜まったら、それは水はけが悪いってことです。さらに濡れた土がゆっくり乾いていくと、それは保水力が高いってコトです。人のお肌と同じですよ~すぐにカサカサに乾くお肌は乾燥肌、いつもプルプルお肌は保水力の高いってことですよね。
”水たまりができないし、長い時間濡れている土!”これが優秀な土壌ってコトです。もしも悪い条件だった場合、”土壌改良”を行うことで芝生に適した地面をつくることも可能な場合があります!水たまりができる地面には、下に砂利や排水マスなどを埋めて上げる方法がありますし、乾燥した土ならばそれをとって、違う種類の土をいれてあげるだけで芝生に適した土壌になることがあります!
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